組手什(クデジュウ)の組手加工をされる建具屋(加工)屋さんへ
    ・・・・・・・・・組手什の発案者からのお願い

 こんにちわ、元来の横着な性格なため、この組手什を発案した、愛知県のしがない建具屋です。今回志と縁があってこの国の何処かで組手什(クデジュウ)の組手加工をされる方へのお願いです。この「組手什」はいつも自分等がやっている「完成品を自分の手で現場に納める」といった仕事と違って部品(ノックダウン)としての完成、納品となります。しかも作業台もない避難所や仮設住宅で組立します。
 組手什で棚や照明の笠、勉強机などを完成させるその方は普通の一般の方ですので、「木殺し」とかは勿論やってくれませんし少々の隙間があっても全く気がついてもくれません。なので、組手の固さはいつもの常識を忘れてもらって、「スコッ!」と入ってしまう位でお願いします。
 あなたの工場に材料が届いた時には信じられない未乾燥の時もあると思います、でも心配されずに「スコッ!」に合せてください。実際に組んで見ると判るんですが、その頃には材料が反っていたりして固さ(甘さ)が丁度良いんです。

 製作図に「1,805mm」(切欠数19の場合)の寸法があります。実はこのサイズが案外と重要で(後ろに±0.9mmと有りますよね、これを鉄工関係では公差と呼んでいます) 今回の組手什での被災地への志援は全国で行われています、日本中から集まった組手什がばらばらに夫々の被災地へ配られることも充分、想定されます。他の地域の何処かの建具屋さんが組手加工した「組手什」とあなたの加工した「組手什」が1つに組み合わされます。なので「1,805mm」(切欠数19の場合)の寸法はできるだけ1㎜未満の誤差になるようにガンバって下さい。

 この「組手什」を気に入ってくれた方は随分後になって「追加したいんで、もう2セット下さい」って注文があるんです、もしかしたら転勤とかで前とは違う地方でお願いされるとも限りませんよね。その時に届く「組手什」は前のと同じサイズなのが普通の一般の方にとっては当たり前なんでしょう。なので「1,805mm」の寸法は1㎜未満の誤差(855mmは0.5mm)になるようにガンバって下さい。

 あなたの作った「組手什」といつか何処かの建具屋が作った「組手什」が「とある家庭」で食器棚になっていたりするってのはなんだかうれしくなりませんか?

しがない愛知の建具屋 

加工標準PDF



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