##############  執筆中 ########### これまでのあゆみ物語 1

組手什おかげまわし東海(組手什おかげまわし協議会;東海地区)    

開発者紹介

 地域資源を身近な暮らしに活かしていきたい。このような想いから、あいちの木で家をつくる会:事務局長 渡辺径、都市の森・再生工房:主宰 長坂洋、あいち節木工舎:代表 都築宏行の三者により協働開発されたものが「組手什(くでじゅう)」です。

 あいちの木で家をつくる会は、全国の都道府県に設置されている「○○の木で家を造る会」等と同様、01年度に県産材利用普及助成事業の一環として発足した団体です。  住宅需要者を対象に、県産材利用の住宅見学会や設計者紹介等を主な事業としてきましたが、05年度に(財)日本住宅・木材技術センターの助成を受け、愛知県最奥の豊根村に残された「セガイ造り」廃屋を調査し、身近な資源を無駄なく使い切る「渡りアゴ」による交差仕口に先人の知恵と技能を知ることができました。
 この調査以降、「あいちの木に暮らす」をテーマに、地域材を無駄なく身近な暮らしに活かす提案活動も実施しています。

 都市の森・再生工房は、名古屋を拠点に活動する木質バイオマス利用ネットワークの会員有志により始められた市内の庭木・街路樹・公園木等の循環利用提案プロジェクトです。
 都市内緑地がヒートアイランド化抑制策として持て囃されている一方で、落ち葉問題や大きく生長した庭木や街路樹は日照や眺望を遮り交通障害を発生する等、相変わらずの邪魔物扱いも残されたままです。05年度に名古屋市東緑政土木事務所へ伐木樹幹部のマテリアル利用の提案を行い、社会実験として同事務所発注工事について受注業者判断による樹幹部の無償提供が始まりました。造園業者から提供される樹幹部の多くは20㎝径を超える材長2~3mであり、これらは45㎜厚板に、また、30㎝径以上は75㎜厚板に製材、桟積み保管し、「御縁台」や「七厘炉台」等の製作物として市民の利用を図っています。

 あいち節木工舎は、05年度に地元開催された「愛・地球博」を契機に設立された木工職人:建具・指物のグループです。
 03年度、豊田市は矢作川上流域の町村合併を目前に、「愛・地球博」協賛事業として「豊田間伐材プロジェクト」を立ち上げました。プロジェクトは、「愛・地球博」会場に素人でも出材できる材長2.5m間伐小径材から製材される3種類の小断面材を組み合わせ利用したベンチ・テーブルのデザインコンペと入選作の製品化検証、市民による製作という3段階で構成され、3年間に亘るものでした。このプロジェクトへの参画を通じて、目の詰んだ無節材ばかりを使ってきた建具・指物職人としての反省と流域森林の現状や木に対する市民感覚を知ることができました。グループ名を「節木工舎」とした所以です。



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